突然ですが質問です。

部屋で掃除機をかけながら、

電車で通勤・通学しながら、、

食事を作りながら、、、

あなたは何をしていますか? 

もしかして、 ただボーッとスマホいじってる、、、 なんてことないですよね??

もしそうだとしたら、、、 はっきり言います。 それ、 人生無駄にしてます。

掃除機をかける、 通勤・通学する、 食事を作る。 こういった単純作業に費やす時間は 「ながら時間」 とも呼ばれます。
そして、 多くの人がこの「ながら時間」を漫然と頭を働かせることなく過ごしてしまっています。 これは実にもったいないことです。

しかし裏を返せば、 「ながら時間」を有効に活用することで人生の質を高めることが可能になります。

今回の記事では 「ながら時間」 をフル活用して、 英語のリスニング力と役立つ知識を同時に手に入れる方法をご紹介します。

実際、 この記事を書いているTOEIC満点・英検一級講師 Kei も日々の生活に取り入れて、 充実した時間を過ごしています。

それではいきましょう!

【忙しくて時間がない・・・】 誰にでも一日を拡大できる方法

現代人に共通する課題、 それは

毎日忙しい ということ。

朝起きて朝食もそこそこに出勤、 職場では息つく暇なく働いて、 帰って夕ご飯食べて、 お風呂入ったらもう寝る時間・・・

落ち着いて本を読んだり、 英語の勉強したりできる時間も無いという方も多いのではないでしょうか。

時間は有限。 何か新しいものを取り入れようと思えば、 何かを削ることをまず考えなくてはいけません。

とはいえ、 すでに習慣になっている行動を削るということはなかなか難しい。

そこでおすすめなのが 「ながら時間」 単純作業と同時に生産的な行動を行う、 というものです。

そうすることで習慣は変えずとも、 一日にできることを増やすことができるようになります。

現代人は忙しい。 日々何かに追われて過ごす中で生産的に生きるためには 「ながら時間」 の活用こそ必要です。

【1日に4時間も!】 ながら時間を制する者は人生を制する。


まずは自分の「ながら時間」を見つけてみましょう。 皆さんも1日のスケジュールを精査してみてください。

すると 「ながら時間」 が意外と多いことに気づかされることでしょう。

ここでは例として、 私の一日の 「ながら時間」 の内訳をご紹介します。

  • 朝食 (15分)
  • 出かける前の準備 (45分)
  • 車の運転 (30分)
  • 昼食 (15分)
  • エクササイズ (30分)
  • 夕食 (15分)
  • 家事 (30分)
  • 入浴 (30分)
  • 就寝前のあれこれ (30分)

ざっと上げただけでもこれだけあります。

私の場合ですと、 時間にしておよそ240分、 つまり4時間もの 「ながら時間」を日々過ごしていることになります。

実に一日の6分の1! 一年に換算すると 1,460時間、 およそ60日分の計算になります。

おそらく皆さんも私と同じくらいの時間が 「ながら時間」 に計上されるのではないでしょうか。

もしこれだけの時間を生産的な活動に充てられるとしたら、、、

人生変わりますよね。 変わらない方がおかしいです。

【ながら時間を最大化】 リスニングが一日を拡大する。

では、 この「ながら時間」をどう有効活用するか。
作業しながらになるので、 集中力を要する活動には向きません。 また、何かを書き取るなど手を動かす活動にも不向きです。

おすすめは耳を使うこと。

音声を聴く、 つまりリスニングは手をふさぐことがなく、「ながら時間」のお供に打ってつけです。 YouTubeなど映像系アプリを作業のお供にする方も多いですが、 画面に集中してしまうので、 本来の作業効率を著しく落とす可能性があります。
そうなっては本末転倒。 「ながら時間」にはリスニングが最適、 と覚えておきましょう。

一方で、 「集中しないで聴いたって意味無いんじゃない?」 という声も聞かれます。 確かに、集中が求められる内容は間違いなく向かないです。 音声を暗記に活用したい! という方は、 しっかり集中できる環境で行ってくださいね。

とはいえ、 記憶への定着を高める方法はあります。

それは 「耳で聴いた内容をそのまま口に出す」こと。

これは実際MAJI EIGO のレッスンでも行っている勉強法なのですが、 非常に効果的です。

当然のことですが、 しっかり聴いていなければ声には出せませんよね。
口に出すというタスクがあることで、 リスニングに十分な意識を向けることができるのです。 その結果、 リスニング内容の定着に役立ちます。

耳から聴いたものを声に出す、 というのはシンプルながら大変有効な学習方法ですので、 ぜひおすすめしたいです。

複数の感覚器官を同時に活用するのは学習効率を高める上で非常に大切です。 目で見て、 耳で聴いて、 口を動かし、 手を動かし、 頭を動かす。 常に2つ以上の感覚器官を活用して学習するようにしましょう!

【ながら時間にはこれを聴こう】 おすすめ音声教材はこれ!

では、 「ながら時間」 に聴く音声はどんなものが適しているのでしょうか。

ここで大事なポイントは次の3点。

「簡単に聴ける」こと、 「興味を持って聴き続けられる」こと、そして 「英語のリスニング力だけでなく知識も同時に身に付く」こと。

この3つを念頭に置いて聴きたい音声を探すとよいでしょう。

例として、 TOEIC満点・英検一級講師のKeiが実際に試してみて特に気に入って続けているのは次の2つです。

  • 英語学習系のポッドキャスト
  • 洋書のビジネス書


今回の記事では、そのうちポッドキャストについてご紹介します。
(洋書を「耳で聴く」方法は、 また別の記事でご紹介する予定です!)

ポッドキャストとは、 インターネットで音声データを配信するサービスのこと。 スマホを持っていれば誰でも無料でいろんな優良なコンテンツが聴けるので、 活用しない手はありません。 まだ試したことないよ、 という方はすぐアプリを手に入れましょう! 以下は代表的なサービスの一例ですが、 どれを使っても大きな違いはありません。 好みに合わせて選択してもらえれば大丈夫です。

じゃあ、 まずは何を聴けばいい? という方のために、 いくつかおすすめのチャンネルをご紹介。

英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast

「英語で雑談!Kevin’s English Room」は、アメリカ育ちの「ケビン」、企画ネタ担当の「かけ」、日・英・仏トリリンガルの「やま」による3人組ユニットが配信する番組。 TikTokフォロワーは140万人以上、YouTubeチャンネルは205万人以上が登録(2023年7月時点)する大人気語学系インフルエンサーです。

ポッドキャストでは、 ケビンとやまの2人が日常の中の身近な話題をもとに日本とアメリカや世界の文化の違い、共通項について英語で雑談。 大学時代からの友人という2人の息はぴったり。 ほっこりした気持ちで楽しく英語を学ぶことができます。 会話はほぼ英語のみで進行していきますが、発音もクリアで、リスニング慣れした中級者以上におすすめです。 動画も最高に面白いので、 ポッドキャストの前にYouTubeやTiktokをチェックするのもアリです。

Hapa英会話 Podcast

「Hapa英会話 Podcast」は、英語学習サイト「Hapa Eikaiwa」の設立者である、日米ハーフのJunさんによるチャンネルです。 教科書には載っていない、 ネイティブの 「活きた英語」をJunさんがロサンゼルスから発信。 アメリカのスラングやユーモアについてなど、日本ではなかなか学べない話題が満載なのでいつ聴いても新たな発見があることでしょう。 各エピソードで展開されるネイティブ同士の会話のスクリプトは公式サイト 「Hapa Eikaiwa」で無料で見られます。 毎回覚えておきたい表現ばかりなので、 ポッドキャストを聴いた後はスクリプトを確認して復習するのがおすすめです。

ポッドキャストには他にも優れたチャンネルがたくさんありますので、 いろいろ聴いてみて自分に合うものを見つけてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は一日を拡大する方法として「ながら時間」の活用をテーマにお話ししてきました。

1日のうち多くを占める 「ながら時間」 を効率的に過ごすには、 聴覚、 つまりリスニングを活用するとよいという話でした。

今回はおすすめ教材としてポッドキャストをご紹介しましたが、 興味惹かれるものであれば何でもいいです。

「簡単に聴ける」こと、 「興味を持って聴き続けられる」こと、そして 「英語のリスニング力だけでなく知識も同時に身に付く」こと。 この3つを念頭に置いて聴きたい音声を見つけてみましょう。

それではまた次の記事で! See you very soon!