こんにちは! MAJI EIGO (マジエイゴ) 代表講師の Kei です。

英語力ゼロだった私が、 たった5年で英検一級に合格した勉強法

と題し、 私が5年間という短期間に、英語力ゼロの状態からどのように英語力を磨き、 英検一級・通訳案内士資格を取得し、 英語で仕事ができるレベルにまでになれたかをお話していきます。

第一回となる先回の記事では

  • 劣等生が英語を志すまで
  • 英語初心者は絶対 インプット>アウトプット

についてお伝えしました。 全くの劣等生だった学生時代と英語を志すまで、 そして軽視されがちなインプットの重要性について述べています。

詳しくはこちらから⬇︎

英語力ゼロから5年で英検一級に合格した私の勉強法 vol.1
https://majieigo-official.com/how-i-study-vol-1/

第二回となる今回は

  • 英語力爆上げの勉強法 「能動的インプット」

について語ります。

私の経験談が、英語を志す皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 日々勉強しているものの、 英語力の伸び悩みを感じている方
  • 独学でスピーキング力を磨きたい方

【学校の勉強法はもう卒業!】 受動的インプットから能動的インプットへ

大学で英語を専攻しておきながら結局英語の勉強に身が入らず、 そのまま社会人になってしまった私は、 一芸を身につけたいという理由から、 英語の勉強を始めることにしました。 お恥ずかしながら当時の私はbe動詞と一般動詞の違いも説明できないくらいの英語オンチ。 話せないだけならまだしも、 日本人が得意にする文法や単語の読み書きですらあやしかったのです。 人見知りで内向的な性格だったことも相まって、 英会話学校はパス。 そこで、 まず始めたのは徹底的なインプットでした。 中学一年生レベルの基礎的な内容から文法や英単語から始め、 学習開始から1年で高校卒業レベルの知識を得るに至りました。

このときの大量のインプットが自分の英語力の土台となって、 その後の急速な成長を加速したのだと確信しています。

・・・と、 ここまでが先回語った内容でした。

1年間の学習を通してひたすら知識を積み重ねた私は、 「この英単語の意味を答えなさい」 、あるいは 「この空欄を埋めなさい」 といった試験形式の問題は難なくできるようになりました。 その一方で、リスニングとスピーキングはトレーニングもしてはいたものの、 全く歯が立ちませんでした。 そしてあるとき、 ふとこんな思いがよぎりました。

もしかしてこのやり方では 一生英語ができるようにはならないんじゃ・・・

初めて英語学習に不安を感じた瞬間でした。 それと同時に、 これまで自分が頼ってきた学校式の学習法の限界を実感しました。

知識を詰め込む従来の学校式勉強を、私は 「受動的インプット」 と呼んでいます。 この方法は出題範囲の決まった定期テストや入試では効果的かもしれません。 しかし、実際のコミュニケーションでは即座に英語を理解して文章を組み立てる瞬発力が要求されます。 よく「TOEICで900点取っていても英語が話せない」 なんて話を耳にしますが、 これは受動的インプットに頼った学習に固執しているからに他なりません。

伸び悩みを打開して、 次のレベルに。 そのためには勉強方法を変えるしかないと気づいた私は、 思い切って学習法を改めることにしました。 インプットした知識を即座に引き出せるようになるために新たに採用した学習方法、 それが 「能動的インプット」 です。

【超効率的学習法】 能動的インプットとは

受動的インプットが情報を記憶することに重きを置いているのに対して、 能動的インプットは蓄積された記憶を自由に引き出し、自分使用に改変することを目的としています。

この能動的インプット、 どうやってやるかというと

ズバリ、 4技能、 すなわち読む・聴く・書く・話すの全てを意識してインプットを行うのです。

さて、 能動的インプットの詳細に進む前に、、、

これはすごーく大事なことなのでまた別記事で詳しくお話したいのですが

英語の発音と音のルールが分かって無い人は、 まず最初の段階で学んだ方がいいです。 絶対に。

書店で手に入る、 初心者におすすめの発音教材はこちら ⬇︎

改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる

私は当初、 「英語なんて通じればいいでしょ」 と英語の発音を軽視していました。 今思うと、全くもって浅はかだったなぁ・・・とそのことを後悔しています。 英語の発音がわかってないと、 リスニングやスピーキングで後々めちゃくちゃ苦労することになります。 発音を気にせず突っ走ってきたそこのあなた。 私の二の舞にならないように、 今からでも遅くないので勉強を始めましょう。

能動的インプットの手順


それでは、 発音を学習したという前提で、 能動的インプットの手順を説明します。

  1. まず教材を準備します。 音声が確認できるものが好ましいです。 音声教材であれば、 話されている内容が文章で確認できるものがいいですね。 発音を確認して学習し、 いずれは自分でも再現できるようになるためです。 最近は市販されている教材はどれも音声データをダウンロードできるものばかりなので、 この点は問題ないと思います。 自分に合った教材を手元に準備しましょう。
  2. 教材を進める中で覚えたい表現をノートに書き留めます。 このとき単語だけではなく、 文章で書き留めるのがおすすめです。 音声を確認し、 そっくりに発音できるようになるまで繰り返し練習します。 発音を忘れそうな単語は発音記号も書き入れて、 後で見直せるようにしましょう。 このようにして、 自分だけのアウトプットノートを作るのです。
  3. ノートに書き留めた表現を何度も繰り返し音読します。 どのくらいやったらいいの? と聞かれることがありますが、一文につき数回ではなく、 数十回やること。 そして、 覚えたなというタイミングでノート無しで音読してみましょう。 ノート無しでも淀みなく言葉が出てくるようになったらOK。
  4. 1~3を毎日繰り返します。 ノートを再読しなくても全ての文章がスラスラ出てくるまでやり込みましょう。

以上が能動的インプットの手順です。

能動的インプットの圧倒的なメリット

良薬は口に苦しと言いますが、 この一見シンプルで簡単そうな能動的インプットも、 いざやってみると心折れそうになるほどハードです。 ただ、 その効果はお約束します。 このインプット手法の一番のメリットは、 読む・書く・聴く・話すの4技能を独学で鍛えることができる点です。 私もこの手法を取り入れてからは完全な独学で英検一級合格レベルのスピーキング力を身につけることができました。

「スピーキング力を身につけるには英会話が必須」 というのは誤解です。 能動的インプットを実践すれば、 誰でも、 たとえ独学でもコミュニケーションに耐えうる英語力が身につきます。

今回は能動的インプットのやり方と効果についてお伝えしてきました。

皆さん、ぜひ一度試してみてください。 机に座って黙々と勉強するのは学校で終わりです。 本来の英語の勉強の仕方は何度も何度も声に出してうるさく練習する、 音楽や体育のような実践的な反復練習なのです。 楽器やスポーツと同様に、一度や二度でできるようにはなりませんが、 諦めず何度も繰り返してください。 いつかきっとできるようになります。 お約束します。 その過程もどうか楽しんで!

皆さんの英語学習が実り多いものになるよう祈っています。 また次の記事でお会いしましょう!

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